お酒を飲むと顔が赤くなる人は「脂質」を摂るのが超おすすめ!

このテーマは特にお酒を飲むと顔が赤くなりやすいタイプの人に特に有効な手段の1つですので是非最後までお読みいただきお試しいただければと思います!

目次

お酒の分解に関する大切な前提

今回の本題に入る前に、先にお酒の分解に関する重要な前提情報を2つお伝えさせてください。

この流れをご理解いただけると、今回のお話もご納得いただけると思いますので、面倒くさがらずまずはこちらの図と説明をご確認いただけると嬉しいです!

<前提①>お酒を飲んでアルコールが体内に入ると胃で25%小腸で75%近くが吸収される。

<前提②>アルコールは吸収された後、アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→水&二酸化炭素という流れで分解が進む。

この2つの前提情報はチョウチョウ超重要!ですのでまずはこれをしっかりと覚えておいてください。

顔が赤くなる理由と体質

次に、お酒を飲むと顔が赤くなる方のお酒の体質特徴についてご説明をいたします。

これはアルコールとアセトアルデヒドの分解能力に関する遺伝体質の表なのですが、お酒を飲むと顔が赤くなる体質の方は上記の図の「グループ4」(※もしくはグループ5)に該当します。そしてこのグループ4に該当する方には下記の特徴があります。

<体質特徴①>アルコールの分解が得意でアルコール分解酵素を一度に素早くたくさん出せる体質。お酒の分解は前述の前提②で説明したように、アルコール→アセトアルデヒドの順番で分解をされていくため、アルコール分解が得意な体質=アルコール→アセトアルデヒドが進みやすくアセトアルデヒドが発生しやすいことを意味します。

体質特徴②>アセトアルデヒドの分解が苦手でアセトアルデヒドの分解酵素を少しずつしか出せない体質。これはアセトアルデヒド分解が苦手=アセトアルデヒドが体内にずっといて減りずらいことを意味します。

アセトアルデヒドは顔面紅潮(顔を赤くさせる)、頭痛、吐き気などいわゆる二日酔い症状を起こす主な原因物質ですので、上記の2つの体質特徴が重なることにより結果として顔が赤くなるという訳なのです。

顔が赤くなる人のアセトアルデヒド分解能力はかなり低いため・・正直に申し上げると今回の対処法を行うだけで完全に赤くなるのを防げるかというはそれは難しいかと思います。しかし、それでもやらないよりはずっと良くなると思いますで是非試していただければと思っております!

※ご注意点:上記グループ4の方は、顔が赤くなるもののゆっくりであれば割とたくさん飲める体質ですので本テーマに沿って対策を行っていただけるとある程度の効果が期待できます。

ただし、グループ5の方はアセトアルデヒド分解が完全に出来ない体質ですので、その場合はアルコール吸収を遅らせたところでアセトアルデヒド分解自体が出来ないため、お酒は飲まない判断が賢明です。ご不安な方はお酒の遺伝子検査を受けていただくことをお勧めいたします。

顔が赤くなる原因を踏まえた有効な解決アプローチ

少し脱線いたしましたが、上記を踏まえると顔が赤くなる体質の方への有効アプローチは2つです。

<有効アプローチ①>そもそもの始まりであるアルコールの吸収を遅らせることでアセトアルデヒドの発生を間接的に遅らせる

<有効アプローチ②>アセトアルデヒドの分解を促進することでアセトアルデヒドを直接的に減らす

今回のテーマは上記の有効アプローチ①についてのお話です。前段がとっても長くなりましたがこの後詳しくご説明していきます!(なお、アプローチ②も重ねるとさらに効果は高まりますので、そちらもまた別の機会にご説明させていただければと思います!)

アルコール吸収をゆっくりにするためのアプローチとしてお酒を飲む前に脂質を摂るという方法が1つ有効な手段です。

これは脂肪分の多い食事の「胃の中に膜を作りまた同時に胃の中に食べ物を長く留まらせるという特性を利用したものです。

アルコールが胃の中で脂質と混ざり合う事によりアルコールは胃に長く滞留。それによりゆっくりアルコールが吸収されます。また同時にアルコールが胃から小腸へ流れるのを遅らせることにもつながります。

前提①で解説したようにお酒を飲んでアルコールは体内に入ると胃で25%小腸で75%近くが吸収されますので、アルコール吸収がされやすい小腸にゆっくりとアルコールを流すことが出来れば、全体としてのアルコール吸収の抑制につながります。

上記の理由から、脂質の摂取は顔が赤くなりやすい体質(アルコール分解が得意でアセトアルデヒド分解が苦手)の方に特に向いていておすすめの対策と言えるのです!

というわけで、ぜひ脂質を含む食事をお酒を飲む前(出来れば10-15分前がベスト)に摂っていただければと思いますが、その中でも特におすすめの脂質(を含む食事)をご紹介します。

アルコールの吸収を遅らせるという意味では、どのような脂質でもそこまで大差はありませんが、出来るだけ健康的な食事をする事ももちろん大切です。不健康な油の取りすぎは胃もたれや肥満の原因にもなりますので、出来るだけフライドポテトなどの揚げ物は控え健康的な脂質を含む食品を選ぶようにして下さい。

オリーブオイル

  • 健康に良いオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が豊富に含まれており、心臓病のリスクを低減する効果もありとてもおすすめです。
  • オリーブオイルがたくさん摂れるアヒージョがとてもおすすめです。特に牡蠣やホタテ、エビ、タコなどの魚介類には肝臓の働きを助けるタウリンも豊富に含まれているので一石二鳥です。
  • その他、パンにつけて食べる、サラダやカルパッチョなどもおすすめです。

アボカド

  • アボカドもオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が豊富で、ビタミンEや食物繊維も多く含まれています。
  • サラダやスムージーで摂取するのが簡単でおすすめです。

ナッツ類(アーモンド、クルミ、カシューナッツなど)

  • ナッツには健康的な脂質やプロテイン、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。ナッツの脂質はほとんどの脂質は植物に多く含まれる不飽和脂肪酸。中性脂肪やコレステロールの改善にも効果が認められています。
  • お酒を飲んでる時は、そのまま食べるのが手軽でおすすめですかね。

チーズ

  • チーズには高脂肪のものが多く、またカルシウムやプロテインも豊富ですのでおすすめです。
  • スナックとしてそのまま食べたり、サラダに加えたりして食べてください。

オメガ-3脂肪酸を含む魚(サーモン、マグロ、イワシなど)

  • 魚に含まれるオメガ脂肪酸は心臓病のリスクを低減し、脳の健康をサポートする効果がありますのでこちらもおすすめです。
  • お刺身や焼き魚、缶詰のサーディンなどを積極的に食べるようにしてください。

最後に、今日のポイントまとめです。お酒を飲む前に脂質を摂るアルコールの吸収をゆっくりにさせることが出来ます。特に顔が赤くなる体質の方にとっては、アルコールの吸収を遅らせることにより、その後のアセトアルデヒドの発生を遅らせることができるためこれは有効なアプローチの1つであると言えます。

飲み会の前に摂取できるとベストですが、難しい場合は飲み会序盤でアボカドやナッツ、オリーブオイル、脂の乗った魚など脂質を含む食事を取り入れることで、顔が赤くなる作用の軽減が期待できます。

またアセトアルデヒドの発生を抑えることはその他の頭痛や吐き気などの二日酔い症状も同時に抑える事が出来ますので、当日や翌日の不快症状もきっと改善されることでしょう。

というわけで、これからもみなさまの楽しい飲み会を応援しております!みなさまの素敵なお酒ライフに乾杯です🍻


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この記事を書いた人

米澤 雅晃のアバター 米澤 雅晃 代表取締役

私は美味しいお酒を飲むことが大好きです。しかし残念ながら私はお酒に弱い体質で、飲酒後の頭痛や吐き気にもよく悩まされていました。
せっかくの美味しいお酒、楽しい時間。もっとみんなが素敵に快適に過ごせたらいいのに。そう思い、研究を重ねましたが、それぞれの人の体質にピッタリ合うようなものがなく・・こうなったら自分で作ってしまおう!と考えて生まれたのが『OSACARE』
是非OSACAREを使ってみてください。そしてどこかの居酒屋で私を見つけたら是非お声がけください。一緒に乾杯しましょう!

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