お酒を飲みすぎた時、「おなかが緩くなる」「下痢気味」なんてことありますよね。これにはいくつかの原因がありますので、本記事ではその原因とお腹ピーピー対策をお酒ケアのスペシャリスト”OSACARE（オサケア）”がしっかりと解説させていただきます！
おなかが緩くなる原因6選！
お酒を飲んだ時おなかが緩くなるのには様々な理由があります。今回はそれを６つご紹介！！！
この中でも特に大事なのは１：腸のぜん動運動が亢進するですが他の原因も合わさると複合的におなかが緩くなる原因となっていきますので当てはまるものがあれば、どんどん改善してみてください。きっと翌日のピーピーが改善されて行くことでしょう！
1: 腸のぜん動運動が亢進する
ちょっと難しい言葉ですが、要はアルコールの働きによって腸が刺激されて腸の働きが活発になることで食べ物や飲み物が通常よりもかなり早く大腸に流されてしまう現象の事をいいます。
通常小腸や大腸を食べ物が通る時は時間をかけてゆっくりと水分が吸収されるのですが、アルコールを飲むと腸が刺激されてしまい十分に水分が吸収されないまま便が排泄されてしまうため翌日の下痢が引き起こされてしまうという訳なのです。
2: 胃酸分泌や消化液の乱れ
アルコールは他にも胃酸の分泌を増やしたり、膵液や胆汁の分泌バランスを乱したりします。そうすると食べ物の分解が不十分になり、これまた下痢を起こしやすくなる原因となってしまいます。
お酒を飲む時はできるだけが胃や腸への直接的な刺激を抑えるために事前に食事をしておく、飲酒中にも食事をとることがおすすめです。
3: 腸内細菌バランスの乱れ
また。アルコールは腸内の善玉菌を減らし、悪玉菌を増やす方向に働くことがあります。ご存じの通り腸内環境が乱れるとことでお腹が緩くなりやすくなりますので、これまた注意が必要です。
4: アルコール自体の刺激作用
特にビールやワインなどの酸性度が高い飲料は腸を直接刺激しやすいため、結果的に便が柔らかくなりやすい傾向があります。野菜、果物、海藻類、きのこ類、イモ類、大豆、ナッツなどのアルカリ性食品をとることで体内バランスを整えましょう！
5: 冷たい飲み物・炭酸の影響
冷たいビールや炭酸入りのお酒は胃腸を冷やしたり、ガスを発生させるので腸の動きをさらに強めてしまいます。仕事終わりに一杯いきたくなると思いますが、一気に飲みすぎには注意して温かい食事などもご一緒にどうぞ！
6: 不耐症（乳糖やグルテンなど)
これは人によるので全員に当てはまる訳ではありませんが、チューハイやカクテルに含まれる乳製品、ビールの麦芽や小麦成分などが体質的に合わない方もいらっしゃいます。そのような方はそれらの成分によって下痢を起こしやすくなりますので合わせて注意するようにしてください！
おなかの緩さを抑えるための対策6選！
1: 飲む量をコントロール
当たりまえすぎることではありますが・・最も確実なのは量を減らすことです。特に一気飲みや短時間で大量に飲むことは避けましょう。
2: 水分を一緒にとる
アルコールによる脱水を補い、腸の過剰な刺激を和らげます。お酒を飲むと飲んだ量の約1.1倍の水分が体内から抜けると言われています。ですのでお酒を飲んだ時は、お酒と同量以上の水を意識するのが理想です。
3: 食べながら飲む
これはとても大事なことです！空腹で飲むと胃や腸への刺激がとても強くなります。出来ればお酒を飲む前に軽く何かをつまんでおくとベストです。もしくは空腹状態で飲み会が始まった時は最初の1杯目は一気に飲まず食べ物を食べることを優先していただくことがおすすめです。
おすすめの食事は脂肪分を少し含む食事でチーズ、ナッツ、オリーブオイルなどを一緒に摂るとアルコール吸収がゆるやかになるのでとてもおすすめです。
4: 飲み物の種類に注意
お酒の種類や飲み方によっても下痢のなりやすさは変わります。みなさまもなんとなく実感はあるかと思いますが以下のリストを参考にしてみてくださいませ。
- 下痢を起こしやすいお酒：ビール、ワイン、炭酸系カクテル
- 比較的マイルド：焼酎、日本酒、ウイスキー（水割りやお湯割りがおすすめ）
※ただし体質差もありますので、自分に合う種類を見極めることが大事です。
4: 飲み物の温度に注意
上記の４と関連しておりますが、やはり冷えは腸の動きを強めますので、できればお腹を温めるために冷たいお酒ではなく常温やお湯割りを飲むようにしましょう。もし冷たい飲み物を飲みすぎた時はすかさず温かい食べ物を食べるようにしましょう！
5:整腸作用のある食品を摂る
ヨーグルト、納豆、味噌など発酵食品や食物繊維を摂って腸内環境を整えると、アルコールによる影響が和らぎますのでこれももちろんおすすめです。
6: お酒を飲む前と飲んだ後に乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌を摂る
5番とも関連しますがサプリやヨーグルトなどで腸内環境を整えておくと、翌日の下痢のリスクを減らせます。特に強いお酒を飲みすぎた時はダメージを受けた腸内細菌を回復させるために、寝る前にしっかり対策をしていきましょう。
まとめ
まとめると、お腹が緩くなるのは アルコールの直接作用＋腸内環境の乱れ＋飲み方の問題 が重なって起こる現象です。どうしてもついついやってしまいますが「空腹で冷たいビールをがぶ飲み」 が一番リスクが高いパターンなので仕事終わりにグビッと一杯いった際には温かい食事も食べるなどすかさず対策を打ってくださいませ！
お酒の分解の基礎知識
ちなみに。お酒を飲むと身体の中では色々な事が起こります！お酒の分解のアレコレについて基礎から知りたいという出来るだけ簡略化してわかりやすくしたものもございますので、コチラも見てお酒の分解に関する知識もつけちゃって下さい！
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